2025年度「ふるさと塾」:第4回講座

9月3日(水)にふるさと塾第4回講座が開催されました。
「川越のまつり」をテーマに、川越祭や川越氷川神社の祭礼を深く理解し、川越への愛着を育むことを目的としています。


午前は川越市立中央図書館視聴覚ホールにおいて、「川越祭りのすべて」著者、谷澤勇講師による川越祭についての講義です。
川越祭の歴史、山車行事、他の祭との比較など、ユーモアを交えお話しいただきました。
「小江戸」という表現の由来、川越の手締めなど、なかなか聞けない話も興味深く聞くことができました。

中央図書館視聴覚ホールで午前の講義
講師の谷澤勇氏

午後は川越氷川神社の直会殿(なおらいでん)に会場を移し、山田禎久(よしひさ)宮司による講義です。
映像を使って、川越氷川神社の祭礼、山車行事などについてわかりやすく説明いただきました。
講義の後、拝殿へ移動してお祓いをしていただき、本殿を見学しました。
本殿には氏子十ヶ町の山車の人形を主題とした彫物が配置されています。源義家・頼朝・牛若丸などに因んだものとのことです。

川越氷川神社直会殿で午後の講義
講師の山田禎久宮司

講座終了後の受講生の振り返りでは、「川越祭りの裏話は興味深かった」、「本殿の彫刻は素晴らしかった」などの声があり大変好評でした。
今回の講座の参加者は合計51名で、うち4名は川越市観光課からの聴講者でした。
私たちの活動を理解いただき、市役所内外への展開を期待したいと思います。