ふるさと塾:第10回講座

 2024年度ふるさと塾第10回講座は「新河岸川舟運の歴史と文化~河岸場の面影を訪ねながら」をテーマに午前は川越市立博物館で講義を午後は福岡河岸記念館(旧福田屋の建物)で現地学習を実施しました。講義は第8回講座を担当していただいた女子栄養大学客員教授の松尾鉄城先生をお招きしました。先生に御準備いただいた舟運の船頭さんの唄を聞きながらのスタートとなりました。
 舟運の成立、隆盛、衰退の歴史的推移をいろいろな観点で詳細にご説明頂き、更に午後の現地学習に繋がる福岡河岸の成り立ちや船頭の生活などを貴重な資料を基に語って頂きました。午後は二つのグループに分かれ、ふじみ野市の福岡河岸記念館(旧福田屋の建物)見学と博物館裏手の新河岸川周辺散策(氷川会館裏~田谷堰)を交互に実施しました。
 川越の発展、江戸との繋がりの舟運の果たした役割が講義と現地学習を通じて認識を新たにし多くの受講生から感銘を受けたとの感想が寄せられました。