2025年度「ふるさと塾」第6回講座

10月2日(木)川越市博物館において、「ふるさと塾第6回講座」が開催されました。
今回は「川越の産業と観光」をテーマに≪川越の織物と川越唐桟≫にスポットをあてた講座でした。
午前中は、川越市教育委員会文化財保護課主査・民俗文化財担当の石田千恵子氏
の「川越の織物の発展と変革」と題した講演がありました。
塾生から、「川越の織物のすばらしさと、歴史の流れの厳しさを知ることができた」との声がありました。
午後は、川越唐桟の見学と体験。また博物館の見学をしました。
自作の川越唐桟のエプロンを身に着けた「川越唐桟手織りの会」の方々の丁寧な説明で、作品の鑑賞や種取り、機織りを体験しました。そして藍染も見ることができました。帰りには記念品として、会員の方々の手作りの唐桟アクセサリーを塾生全員にいただくことができました。
また、博物館の見学は解説者に同行していただき、川越の歴史を基に川越の街並み、商家の防火対策などについて知ることができました。
塾生からは「我が川越の歴史的背景がよくわかった」「解説者の説明があったので、個人で来館した時より、多くの発見があった」などのレポートがありました。
終了後には、参加した塾生の表情が輝いて見えるほどに知的満足の一日となりました。