史跡めぐりクラブ:2025年9月
「自然教育園」から「港区立郷土歴史館」の白金台を散策する
酷暑も漸く落ち着いて来た9月30日、55名の会員が参加し、「『自然教育園』から『港区立郷土歴史館』の白金台を散策する」を実施しました。
目黒駅で下車し、国立科学博物館付属自然教育園へ。

室町時代に豪族(白金長者)の館が築かれ、周囲を囲むように築かれた土塁と、白金長者が住んだと思われる館の周りの 土塁が残っています。

江戸時代は高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代は陸海軍の火薬庫、大正時代は白金御料地として歴史を重ねてきました。
この間は、一般の人が立ち入ることができなかったため、豊かな自然が残されました。
昭和24年に天然記念物及び史跡に指定され、同11月に国立自然教育園として公開されました。



食事のあと、港区立郷土歴史館に向かいました。

建物は、「公衆衛生院」(厚生省管轄)として昭和13年に竣工しました。ゴシック調の外観で「内田ゴシック」と呼ばれる 特長的なデザインとなっています。
平成21年に建物・敷地を港区が国から取得、保存・改修し、郷土歴史館を中心に複合施 設として活用しています。




3階・4階には、港区を中心に古代から近代に至る変遷が展示された常設展示室があります。
常設展示室は撮影禁止のため写真は撮れませんでした。
中央エントランスで集合写真を撮影したあと、帰路につきました。


