史跡巡りクラブ:2024年9月
江戸の総鎮守神田明神と二つの聖堂(湯島聖堂・東京復活大聖堂)界隈を散策
4月に雨のため中止・延期となった「神田・御茶ノ水界隈」の散策を行いました。9月になったとはいえ異常な猛暑が続く中、9月20日(金)49名の方が元気に参加されました。
東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅から出発。御茶ノ水を流れる神田川掘割とその開削の歴史を勉強し、幕府将軍家侍講の林家の家塾であった湯島聖堂を見学。儒学創始者の孔子を祀る孔子廟の大成殿は土・日・祝日のみ公開のため、中に入れませんでした。
次に銭形平次でおなじみの江戸総鎮守神田明神を参拝しました。ここ一帯が神田山と言われ、その下の明神下に続く地形の落差を実感し、江戸の町並みの大工事が偲ばれました。
昼食後、ニコライ堂(東京復活大聖堂)を拝観しました。教会の方から、ニコライの日本での布教活動を中心に約50分説明を受けましたが、聖堂内はマイクが使えないため、声が届かなったのが残念でした。ニコライ堂は月曜日を除き、13時から拝観できます、
NHKの連続テレビ小説「虎に翼」の主人公佐田寅子が学んだ明律大学は、明治大学がモデルとなっています。ニコライ堂の後、明治大学の明治大学博物館で開催中の「虎に翼」展を見学。明治大学博物館は、この他に「阿久悠記念館」と「考古・刑事・商品の常設展」などがあり、興味のある方は見学されました。