史跡めぐりクラブ:2024年3月

 計画段階では“哲学堂公園から桜並木を楽しみながら新井薬師へ”でした。下見の結果、コース終着の新井薬師前駅付近には大勢で食事ができる場所がないことがわかり、コースの順番を変更。地図やスマホだけでなく、実際に現地を観る下見の大切さを再認識しました。
 当日は小雨が降るの中での史跡めぐりとなりましたが、30名近くの会員が本川越駅に集合。
 西武新宿線新井薬師前駅から新井薬師に移動。新井薬師は、徳川秀忠の五女で後水野尾天皇中宮の和子が眼病平癒を祈願し、たちまち回復したことから、「治眼薬師」「子育薬師」と呼ばれ、庶民に広く親しまれています。
 新井薬師にお詣りしたあとは、境内を抜け 北野神社に移動。北野神社は新井一円の総鎮守で、文武両道の神とされる菅原道真公と食物を司る保食神(うけもちのみこと)をお祀りし、合格祈願の絵馬も多く奉納されていました(皆、無事に志望校に合格したかな・・・)。
 北野神社から次の目的地 蓮華寺までは中野通りを2kmほど移動。この通りは道の両側に桜並木が続いており、満開の桜の下の散策を期待していたのですが、最近の天候で蕾は固いまま(残念!)。
 東洋大学の創立者井上円了の墓がある蓮華寺にお参りした後、蓮華寺の目の前にある哲学堂公園に移動。哲学堂公園は井上円了によって精神修養の場として創設された、哲学世界を視覚的に表現し、哲学や社会教育の場として整備された全国に例を見ない個性的な公園です。園内には、色々な建物があり、それぞれが哲学的世界を目で見える形に表したものと言われていますが、内容が理解できたかは????。
 哲学堂公園の後は、参加者全員で近くのファミレスで食事。食事のあと現地解散し、それそれが帰途につきました。楽しみにしていた桜は蕾のまま、小雨に降られた一日でしたが、それなりに思い出になった今回の史跡めぐりでした。